はじめに――本は百冊あればいい
第1章 終わりなき論争:速読の技術/遅読の作法
【A面】速読の技術 ――本を精査するためのスキニング
【B面】遅読の作法 ――空気を味わうためのテクニック
第2章 本という投資:本を買う/本を借りる
【A面】本を買う ――百冊読書家になる
【B面】本を借りる ――図書館マスターになる
第3章 読まないくせにというけれど:理想の積ん読/狂気の積ん読
【A面】理想の積ん読 ――かっこつけると見える景色がある
【B面】狂気の積ん読 ――愛しすぎると見失う本質がある
第4章 わたしは読めているのか:「分かる」読書/「分からない」読書
【A面】「分かる」読書 ――〈知る〉と〈分かる〉の違い
【B面】「分からない」読書 ――分からないとお嘆きのあなたへ
第5章 「論破力」より、深く掘る:批判して読む/憑依されて読む
【A面】批判して読む ――ほんとうの「論破力」とは
【B面】憑依されて読む ――転生したら作家だった件
第6章 読む本を選ぶということ:わたしが選ぶ/先人が選ぶ
【A面】わたしが選ぶ ――ハマる贅沢を知る、偏食読書
【B面】先人が選ぶ ――「必読リスト」で整う、健康読書
第7章 読書の愉楽:孤独の読書/みんなの読書
【A面】孤独の読書 ――強さと愛する力を手に入れる
【B面】みんなの読書 ――ナラティブすれば自分が分かる
第8章 何のために本を読むのか:あわいの娯楽/挑むべき修業
【A面】あわいの娯楽 ――かんたん読書主義者のススメ、七カ条
【B面】挑むべき修業 ――難しい本を読むための訓戒、六カ条
第9章 百冊で耕す:読むことは愛されること/読むことは愛するということ
【A面】読むことは愛されること ――もてる読書術
【B面】読むことは愛するということ ――不良の読書術
第10章 美しい日本語世界のわたし:母語でじゅうぶん/原書にあたってこそ
【A面】母語でじゅうぶん ――日本語訳A、日本語訳B、さらに日本語訳C
【B面】原書にあたってこそ ――英語、第三外国語、その先に再び日本語
第11章 Don’t Think Twice:ズレてる方がいい
【A面】抜き書き帳 ――わたしが、変わる。生きていく
【B面】暗唱カード ――百冊の消滅。ひとつに、なる
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